盆栽が初めての方へfor beginners
「盆栽といっても手始めに何から手を付けたらいいか分からない」という方は非常に多いと思います。
そこで藤花園ではまず、気に入った樹を選び、お家で育ててみるところから始めてみることをお勧めします。
姿形の気に入った盆栽を選び、水やりや手入れの作業を続けていくことで楽しくなってくると同時に、盆栽に必要な知識の理解が次第に深まるかと思います。
盆栽の楽しみ方How to enjoy
盆栽は、⼿塩をかけて育てた⽊の姿を楽しむものです。
季節によって⼤きく表情を変えるその姿は、
飽きることなく眺めることができ、⼩さいながらも⾃然の⼒強さ
を感じることができます。
盆栽の育て方How to grow
盆栽管理のポイントは、
- 日当たり
- 水やり
- 風通し
置き場所
盆栽は、元をたどれば日本の野山に自生する樹です。そのため、庭やベランダなど陽当たりのよい屋外が一番の置き場所となります。 季節によって一工夫を・・・ 春、秋・・・盆栽にとって最も快適な季節。朝から晩までよく日に当ててあげましょう。 夏・・・強い日差しや西日は、人間だけでなく植物にとってもこたえます。モミジ、カエデ、ヒメシャラなど繊細な葉をもつ樹種は、建物などの東側などに置いて西日を避けてあげます。 冬・・・柿や柑橘の仲間は寒さが苦手。厳寒期は霜を避けた軒下に置いて管理しましょう。鑑賞について
室内での鑑賞は、週に3日まで。 鑑賞前にはたっぷり水やりを忘れずに。 室内管理が長期にわたると日当たりや風通しが不十分となり調子を崩します。また、平らな台は良いですが、水を張った受け皿は置かずに飾りましょう(根腐れ防止のため)。
鉢底から水が流れ出るほどにたっぷりとやるのが基本です。季節や天候により乾く速さは変化します。土の表面が白っぽく乾いたら水やりをすると心がけておけば、水切れが原因で枯れることはありません。
春、秋・・・一日1~2回たっぷりとやります。
夏・・・一年で最も盆栽が水をほしがる季節。朝夕含めて一日2~3回、たっぷりとやります。
冬・・・盆栽は休眠期に入ります。朝に一日一回、軽くやります。(夕方以降は凍結します。)
(注意)上記は目安ですので、置き場所の環境や、鉢の大きさ、用土により適宜調整してください。
肥料
固形の有機肥料(梅雨時は液体肥料)を月に一度施します。樹高30cmまでの小型の盆栽の場合、小豆粒大の少量一粒が適量です。 やりすぎ注意! 肥料をやりすぎると、枝が伸びすぎたり葉が繁りすぎたりたりと美観を損なう原因になります。 肥料が少なすぎても枯れないので、「ちょっと少ないかな」と思うぐらいの量で充分です。植替え
2年に一回植替えします。 簡単な手順- 盆栽を鉢から外す。
- 根がびっしり回っているので、ザクザクと半分ほどカットする。
- 新しい土(赤玉土など)を鉢に入れる。
- 盆栽を鉢に入れ、針金で固定する。
- 周りの隙間に土を入れ、棒でサクサクつつく。
盆栽研究所Column
イベント&講習会EVENT
イベント出品について
盆栽展示や販売の出展が可能です。
出展内容等はご相談願います。
出展実績(主催、開催場所など)
- 袋井市『袋井宿de花マルシェ』
- 袋井市月見の里学遊館『風薫るてしごとフェス』『月見の里 野外フェスタ』
- 法多山『万灯祭』『もみじ祭り』『さくら祭り』『新緑祭り』
- クラウンメロン支所『クラウンメロン100周年マルシェ』
- ハンドメイドと雑貨のお店luana『パディdeマルシェ』『ハンドメイドマルシェ~ハナリマ~』
- JAとぴあ浜松 浜北営農緑花木センター『秋葉路小品盆栽連合展』
- ゆりの木通り商店街『ゆりの木通り手作り品バサール』
講習会について
盆栽講習会やワークショップを行います。
初心者のための盆栽講座や盆栽作り講座等の対応が可能です。
内容や所要時間はご相談願います。
講習会実績(主催、開催場所など)
- 袋井市山名コミュニティセンター『寄せ植え教室』
- NHK文化センター浜松教室『お部屋に飾れるおしゃれな正月盆栽を作ってみよう』
- 浜北森林公園『いろどりマルシェ 盆栽ワークショップ』